そういう感じで(狂ったように)たくさんのサイトを見ていくと、様々な表現に出会います。特にアニメーションやギミックなどの演出表現は、みなさん印象に残るところではないでしょうか。
個人的に、ウェブにおける演出表現の役割は、すごくざっくりと大きく3つに分類できるかなと考えています(あくまで個人的な分類です)。
- ユーザーの操作体験を向上させるためのもの(マイクロインタラクションなど)
- デザインをモーショングラフィック並みの臨場感を持たせるためのもの
- コピーやコンセプトの存在感を際立たせるためのもの
1については、例えばボタンを押したときや何かを触った時などに変化する、といったユーザーへのフィードバック的な役割です。
これ、文章にすると単純なことなのですが、人間の行動心理の部分とかUXの話とかにもつながってくる話なので、突き詰めると結構奥が深いのです。
ただこちらは今回は話の本筋ではないので割愛します。
2については、いわばデザインの強調・拡張的な役割です。
奥行きや速度、臨場感を持たせることで、演出を導入しない場合とは違う印象を与えることができます。もちろん、サイトの種類によってはこの手のアニメーションを省く場合もありますが、何かしら動きを持たせることでより独自性を醸造する効果も期待できます。
ただこちらも今回は話の本筋ではないので割愛します。
おそらく、1と2は多くのサイトで見られるかと思います。
あと、色々なサイトを見ている方々からすると、上記の説明だけで「ああこういう感じのやつね」と納得できるかと思います。
ただ、3については「?」となってるのではないかと思います。
そして、今回の話の本筋、もとい私がどうしてもこの記事で話したいことは、この3番目です。