RYDEN

かっこいいWebサイト

2022.03.16
デザイン
井上 雄一郎

こんにちは。株式会社ライデンの井上です。

かっこいいwebサイトとは何でしょうか。
良いWebサイトの定義は、ググればたくさん出てきますので検索にお任せするとして、かっこいいWebサイトについて、私の、ほぼ思い出を書きます。

それでは早速。

i2fさんのFlashに痺れて走った、雨の国道6号

1999年ごろ、僕はi2fさんというクリエイターの創るFlashサイトに痺れていました

「インターフェイス」がキーワードになっていたと思いますが、モーショングラフィック、音楽、フォント、ビジュアルデザイン、全てがむちゃくちゃな高次元で融合した、多分世界一かっこいいWebサイトでした。

勢い余って、僕のダサいWebサイトを「見てください!」というメールに、丁寧に応えてくれて、シェアまでしてくれた時の感激は今もかなり鮮明に記憶してます。

インターネットってマジですげぇ、半端ねぇ

当時放送されていた池袋ウエストゲートパーク風に言うと「ヤベェ」という感覚で、私の未来は決まりました。高1の時、100Mを11秒3で走った時よりドーパミンがブシャァ!でした。

そして自分もこのFalshで表現したい!という情熱に駆られたものの、ソフトを買うお金がなかったので、

いらないからあげるよ

という知り合いの元へ、
熊本から福岡まで雨の国道6号線を愛車SR400でかっ飛ばしたのです。

びしょ濡れすぎて寒すぎて、福岡に着いてすぐ、昔住んでたマンションの1階にあるコインランドリーに忍び込んで服を乾かす間、パンツ一枚でガクガク震えてましたが、Flashが手に入る!という喜びでさらにガクガク震えました。

そう、僕の世代はFlashに食らった人多いのです。
当時のFlash界隈は、i2fさんのように言語の壁を越えて人を痺れさせるものの他にも、2chには面白いFlashがアホほどありましたし、ジャパネット高田社長の声をモロパクした「Takata Voice Robot」とかポエ山さんのゴノレゴとか、あと福岡にもダイキマスターさんというものすごいFlashマスターがいて、コンテンツを洗練させるというより、ガンガン作って遊ぶ、みたいな空気だったと思います。

あと僕が若くて無能だったのも相まって、とにかく僕は高揚感でいっぱい、ドーパミンがブシャブシャでした。

とにかく、i2fさんのかっこいいWebサイトに一発食らって、寝ても覚めてもかっこいいWebサイトで頭いっぱいでした。

今も生まれ続ける、痺れるサイト

僕にとっての「かっこいいWebサイト」原体験がi2fさんのWebサイトだったわけですが、人によって一発食らったWebサイトは様々で、今この時点でも世界中で「かっこいいWebサイト」は生み出されており、多くの人が右脳を殴りつけられ、「俺もかっこいいWebサイトをつくる人間になりたい!」という気持ちが世界中でガンガン生まれていると思います。

多分今日1日で、世界中で生まれる「かっこいいWebサイトだ!」という感情は1億件くらいあると思います。

「好き!」「おいしい!」「嬉しい!」「よろこばしい!」「面白い!」とかそういうポジティブな感情群の一角に

「このWebサイトかっこいい!

という感情が存在していて、ほんの少しでも私たちライデンが掠っているのであれば、それは嬉しいです。

あのころの自分は「かっこいいWebサイト」を受け取るだけでしたが、今は自分の会社で供給できているわけですから(できてないかもしれない)。

結論は一行なんですが、またまた一行で書けることを長々と書きました。結論、かっこいいWebサイトとは、かっこいいデザインと同じで

見た人の脳にある側坐核をビンビンに刺激する

ということです。

UXが、とかカスタマージャーニーが、とかそういうサイエンスは置いといて、ドーパミンがブシャァッ!!と放出されるかどうかです。だって、判断するのは脳、それも大脳新皮質の理論的な部分じゃなくて、原始的な、快か不快かで判断する大脳辺縁系ですからね。

原体験を大切に

さて、「かっこいいWebサイトとは、無条件にかっこいいWebサイトである」というパスカル的な解を示すことができて割とスッキリしているのですが、一発喰らって痺れるという原体験、これを是非大事にしていただきたいと思います。

何事も、原体験がその後の人生に強い影響を与えます。その時に得た強烈なエネルギーを推進力に変えて、生きていきましょう。

この記事を書いた人

クリエイティブプロデューサー
井上 雄一郎

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