RYDEN

デザインブランディング

2022.07.19
クリエイティブプロデュース デザイン ブランディング
井上 雄一郎

久しぶりのポストです。
なので熱量あります。汗かいてます。中学生並みに高まってます。

デザインブランディング?
「ブランディングデザイン」じゃないの?違和感を感じた方もいると思います。

しかし、僕が掲げているのはデザインブランディングです。
「デザイン」が先にあります。
僕は、ブランディングをデザインしようとは思ってません。
デザインでブランディングしようと思ってます。その差です。

デザインって、なに?

少し整理すると、
デザインって、95%くらいの人がレイアウトとか、ビジュアルデザインを想像しますが、それはデザインという言葉が持つ意味のほんの一部です。
デザインという言葉は懐が深いのです。
日本に入ってきたときの経緯も関係してるかもしれません。
詳しくは広辞苑、もしくはgoogleに聞いてみてください。

例えば、
朝から夜中まで家におらず家事のサポートをサボってる僕が、奥さんと良好な関係をキープするために作戦を練る。

花を買う、休日は頑張る、表参道でケーキを買って帰る、お世辞を言う

これも、愛する家族から爪弾きにされないための、行動のデザインです。

クライアントに何かを提案するとき、頼まれてないものまで「ちょっとつくってみました」とか「資料準備しておきました」とか、相手を喜ばせるためのホスピタリティを発揮する。なんなら手書きで手紙を書く。付箋を貼った書籍をレターパックで送る。

これも、ライデンとの仕事を快感と共に記憶してもらうための、仕事のデザインです。そう、何らかの目的・意図のもとに起こす行動は全てデザインなのです。

そして、
何らかの目的・意図のもとに起こした行動の総体が生み出すもの、それがブランドです。そのプロセスをブランディングという、のが僕の持論です。

聡明な皆さんにおかれましては、
これが屁理屈だというのは一瞬でお気づきのことと思いますが、あまり気にしないでください。僕も気にしてません。

とにかく「デザインブランディング」と、
先にデザインを持ってこないと気持ち悪いのです。

感情のないブランディング

ブランディングをテーマにした書籍を読むと、 華麗なフレームワークや思想、視点、思わずコピペしておきたくなるような、 ビビッドな成功事例が載っていて、なるほど一理あると、感じます。

しかし

ワクワクしないものも、あります。

「ワクワクするだけがブランディングじゃねーだろがい!!」

そうです。おっしゃる通り。
言葉を変えると、

「扁桃体にジンジンこない」
これでどうでしょうか。

扁桃体にジンジンくるかこないかで言うと、

・無印良品のパッケージデザインや店内のBGM
・紋切り型じゃない企業のステートメント
・Apple製品の購入と利用体験
・心配りが行き届いたお店での食事体験
・あらゆるところが計算されたおもてなしやサービス

全部ジンジンきます。
この、ジンジンくるかどうか、が抜け落ちてる場合も多い気がしていて。

おそらく僕の母がホスピタリティに秀でた商売人だということも関係してるんだと思いますが、巷に流通している硬質なブランディング論は、個性というか表情に乏しい場合が多い。

RYDENのnoteをご覧ください。
https://note.com/ryden

折角、縁あって来ていただいた方々を、ヌルい言葉でおもてなしするわけにはいきませんから、この言葉を固定表示しています。

RYDENのWebサイトをご覧ください。
https://www.ryden.co.jp/

折角、縁あってきていただいた方々を、紋切り型のMissionやVisionやValuesで迎えるわけにはいきませんので、ひたすら予想外の言葉と、青臭い読後感を感じていただけるようにしています。

理は通っているが血は通っていない

そんなクリエイティブを積み上げてつくられたブランドには、やっぱり血は通わないんです。

「男塾の読み過ぎちゃうの?」
いや、違うんです。

むしろ混乱しています。
量子力学の世界の面白さを知れば知るほど、この本当か幻かわからない三次元の世界で、右脳と左脳を行ったり来たりしながら小さな合意を形成していくことに何の意味があるのか、ヤバい空虚の沼にハマって泥と一体になりそうになります。

でも都度、僕はそこから抜けます。
なぜなら、やっぱり

だからなのです。

この記事を書いた人

クリエイティブプロデューサー
井上 雄一郎
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