RYDEN

キャンペーンサイト

2022.04.15
クリエイティブプロデュース ブランディング
井上 雄一郎

こんにちは。株式会社ライデンの井上です。

今回は「キャンペーンサイト」について書きます。キャンペーンサイトを成功させるコツとかではなく(そんなのは知らない)、多分自分語りになるんですが、私の視点でキャンペーンサイトを語ります。

販促キャンペーンとインターネットの邂逅

私がキャンペーンサイトの仕事に初めて携わったのは、20年以上前です。2Gと3Gの繋ぎとして登場した2.5Gのガラケーが日本を席巻していました。モバイルの時代がやってきたのです。

キャリアの公式ポータルにぶら下がることができれば絶対儲かってたので、コンテンツプロバイダという、モバイルコンテンツを提供する会社がボコボコありました。僕もそんな会社の一員でした。

そして世界中で提唱され始めていた「クリック&モルタル」サイバードさんの「空メール」「インスタントウィン」「モバイルCRM」「QRコード」「4文字ドメイン」「シリアルナンバー」「写メール」など、業界は沸き立ち、沸騰し、そんな時代の隅っこにいた僕にもチャンスが巡ってきたのです。

25歳くらいのペーペーでしたが、「キャンペーンサイトを考えてくれ! 作ってくれ! 」というチャンスがゴロゴロしている時代だったのです。

僕はもともと広告業界の隅っこだったので、広告とITっぽいことをブリッジさせる人材として重宝されました。キャリアの公式コンテンツを考えてプロデュースする事と、キャンペーサイトを考えてプロデュースするということに没頭して、今思えば外部の方からは「デジタルプランナー」として見られていました。

とにかく販促キャンペーンとモバイルインターネットが邂逅した事で、新しい時代の幕開け感がハンパなかったのです。

インターネット万能説

そして、マスメディアとの立体的な、インテグレーテッドな、ブランデッドな、マッシュアップでエンターテイメントでソーシャルなキャンペーンサイトがドカンドカンと生まれては消えていきました。

「ネットならではの」「何度もアクセスしたくなるような」「投稿してもらう」

そんな言葉を2万回くらい聞きました。

インターネットでキャンペーンをやれれば活路が見出せる! しかしそんな時代と業界の空気に対して、僕はこう思ってました。

「2ちゃんねるの方が100倍面白くね?」
「ツイッターの方が100倍面白くね?」
「何回もアクセスしたくなるとか、そんなウマイ話なくね?」

ブランデッドエンターテイメント、その言葉の意味と効果は理解してましたが、僕の中でそれは、クライアントを納得させる方便であって、実態はクライアントと一緒に取り組む試行錯誤だと思ってましたし、実際そうだったと思います。

そんななか、僕の斜に構えた心を激しく撃ち抜いたのがバスキュールさんやIMG SRCさんがブチあげてくる、めちゃくちゃチャレンジングでアツいキャンペーンサイトたちで、僕は心底すごいなと、憧れてました。

でも、やはりキャンペーンサイトというものは、近い未来に勢いを失うだろうという感覚があり、その焦りからライデンを設立しました。2009年です。

キャンペーンサイトの投資効果

が、ライデン設立してからも、キャンペーンサイトの仕事をたくさんやらせてもらいました。あれらの仕事がなかったら、今のライデンはありませんのでものすごく感謝してます。

そして僕の予想に反して、キャンペーンサイトは2022年現在もたくさん誕生しています。
キャンペーンサイトを集めたこんなサイトを見つけました。

しかし、やはり思います。
「投資に見合った効果、ある!?」

キャンペーンサイト黎明期には、バチバチに効果あったと思いますが、インターネット上での選択肢がむちゃくちゃ増えるに従って、「キャンペーンサイトみる」っていう選択肢、ありますかね? 集客コストもかなりかかりますし。

消費者とのコミュニケーションにおいてキャンペーンサイトというものが現在どれだけの役割を果たしているのか。果たしてんのか。そもそもいるの?必要なの?

詳しいマーケッターの方、ご飯食べながら教えてください。

少なくともブランドづくりの一側面として、キャンペーンサイトの有用性ってむちゃくちゃ下がったよな、という備忘録のような記事でした。

もっと消費者が必要としている領域に出ていってコンタクトする方が、よっぽどコスパいいんじゃないかと思います。

この記事を書いた人

クリエイティブプロデューサー
井上 雄一郎

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